管内の警察署を統括する方面本部庁舎として新設されたSRC造7,200㎡の建物です。
第一種住居地域に計画された建物は、警察署という威圧感を和らげるため、上階にいくにしたがってセットバックされています。
又、災害時や緊急時には活動拠点となるため、高度の耐震性能を有するよう設計され、外壁のタイルは、劣化による落下のない型枠先付工法が採用されています。
内部の各セクションは、外部からのアクセスの頻度やその特性に従って各階配置が決定されており、その間仕切りは、将来のセクション位置の移動やスペースの変化に応じてレイアウトが自由に変えられるように配慮されております。